農と暮らしに寄り添う JAグループ高知(平成28年8月28日掲載)

地域の方も利用可能

農と暮らしに寄り添う JAグループ高知(平成28年8月28日掲載)

高知県は、一年を通じて暖かく雨の多いのが特徴で、平地や山の斜面、海岸など自然豊かな地域。そうした気候や地形を利用して、米や野菜、果物、花、茶、畜産などいろいろな農業が一年中行われています。そんな本県の農業とともに歩むのが私たち「JAグループ高知」です。今回は、JAグループ高知がどのように農業に関わり、地域に貢献しているか、組織や事業についてご紹介いたします。

みどりの広場 | 高知県農業協同組合中央会

JA(ジェイエイ)とは、「Japan Agricultural Co―operatives」の略で、日本の「農業協同組合」の愛称です。全国には658(2016年7月1日時点)あり、JAを構成する組合員は約1千万人います。
 また、都道府県段階や全国段階に、それぞれの事業や役割に特化した中央会や連合会を組織しています。組合員を中心とするこれらの組織を総称して「JAグループ」といいます。
 県内では、約12万人の組合員が15のJAを組織しています。そして、中央会や連合会があり、互いに協力し合いながら「JAグループ高知」として、事業や活動を行っています。

多くの事業や活動

多くの事業や活動

 JAは多くの事業や活動を通じて、組合員や地域の人々が暮らしやすい社会づくりに取り組んでいます。
 農家が安全安心な農産物を栽培できるよう、栽培技術などのアドバイスをしています。農家が大切に育てた農産物を、卸売市場などを通じて全国の消費者へ届けています。農産物を育てる肥料などの資材を組合員へ供給するほか、貯金や農業生産に必要な資金の貸し付け、「ひと・いえ・くるま」の保障の提供を行っています。
 また、病院を設置して組合員、地域住民の健康管理を行ったり、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように福祉活動も行っています。
 

既存の枠組み超え

既存の枠組み超え

 気候や地形などを生かしさまざまな農業が行われている本県ですが、中でも園芸野菜の出荷量は全国でトップクラスです。特に、キュウリ、シシトウ、ナス、ショウガ、ミョウガ、ニラなどの栽培が盛んに行われており、「園芸王国」といわれていますが、これにもJAグループ高知が大きく関わっています。
 また米は、早場米の産地として有名で「コシヒカリ」や「南国そだち」などが高知平野を中心に栽培されています。今年は台風の被害もなく順調に収穫が始まっています。JAグループ高知では、7月下旬に初出荷を行いました。
 JAグループ高知は、これらのような農業分野での貢献に加え、相互扶助(助け合い)を根本的な理念とする協同組合の一員として地域の暮らしにも貢献しています。
 これからも本県農業の振興、農業者所得の向上、暮らしやすい地域づくりに貢献し続けていくため、JAグループ高知は、JA、中央会、連合会という既存の枠組みを超えて、「グループの各組織を一つのJAに統合する」大改革に取り組んでいます。その第1弾として、2019(平成31)年1月1日をめどに、12JAと連合会等で「県域JA」をつくることを目指しています。
 このことは、少子高齢化や農業の担い手不足など地域を取り巻く環境は急激に変化しており、今のJAの規模やグループの枠組みのままではこれらの環境変化に十分対応していくことが難しくなりつつあるためです。
 統合の効果は、健全経営を確保できている今だからこそ期待できるものです。ぜひ農家、組合員、県民の皆さまに期待と応援をいただきたいと思います。

みどりの広場 | 高知県農業協同組合中央会

そのほか、地域の人々に食と農の大切さを理解していただく場として小学生を対象に「あぐりスクール」を開くなど、食農教育の活動にも取り組んでいます。
 JAは農家・組合員のための組織ですが、事業や活動は全て地域の人々も利用できます。JAが定める「組合員資格」を満たせば、誰でも組合員になることができます。

《直販所見〜つけた》 「八菜館」と「満月」

《直販所見〜つけた》 「八菜館」と「満月」

 JA土佐れいほくが運営する直販所「八菜館」。取れたばかりの新鮮な野菜や果物、地元の米「あきつほ」を使った米粉やお好み焼き粉、手作りのみそ、焼き肉のたれなどを販売する。総菜の種類も豊富で、昼時には昼食を買い求める人でにぎわう。
 この店内に、7月中旬、米粉を使ったスイーツの店「満月」=写真=がオープンした。「地域おこし協力隊」として神戸から来た吉川ひかるさんが運営しており、米粉100%のシュークリームやロールケーキ、サブレ、北海道産オーガニック小麦と米粉をブレンドして作ったパンなどを販売している。「地域のスイーツ専門店」として人気を集めており、米粉の消費拡大と地域活性化に貢献。今後は嶺北地域の果物や野菜を使った地産地消の商品も開発していく予定で、土佐あかうしのミートパイの構想もある。
 「スイーツやパンを通して、嶺北の特産品の良さを伝えていきたい」と吉川さん。当面は金、土曜のみ営業だが、地域おこし協力隊員の仕事もあるため休むこともある。遠くの方は確認の上お出掛けを。

みどりの広場 | 高知県農業協同組合中央会

 ………………………………………
 所在地  土佐郡土佐町田井1495―1
 電話   0887・82・0074
 生産者数 約100人
 売場面積 350平方メートル
 営業時間 午前7時〜午後6時(火、土、日曜、祝日は午後5時半)
 休み   12月29日〜1月7日
 駐車場  13台
 ※「満月」は金、土曜のみ営業(午前10時〜午後4時)。問い合わせは電話080・6281・5619(吉川さん)へ。

高知県農業協同組合中央会[]
〒780-8511高知県高知市北御座2-27
JA高知ビル6F
tel088-802-8030fax088-804-3180
Copyright(C)2018ja-kochi.jpAll Rights Reserved.